クラフトビールを知ろう

クラフトビールの苦み指数「IBU」って何?苦くないビールと苦いビールの違いって?

ビールバーの等のクラフトビールのメニューの表などで見かける「IBU」って皆さんはなんのことかご存知ですか?

今回はIBUってなに?どんな時に使うの?どんな種類があるの?

知っているとちょっとカッコ良い!クラフトビール選びが今までよりもさらに楽しくなる♪そんなIBUの謎に迫ってみたいと思います。一人で楽しむもよし、みんなでワイワイ飲み比べてもよし、ぜひこれを機にクラフトビールの魅力を発掘してみませんか?

クラフトビールの苦み指数「IBU」って?知るともっとクラフトビールがおいしくなる!

クラフトビールの苦味を表す単位であるIBUは『International Bitterness Units』の略です。和訳すると「国際苦味単位」という意味です。

「苦味」を生み出す正体はビールの原材料に含まれるホップによるもので、このホップの使用量や煮込む時間、ホップの花に含まれる苦味成分であるα酸の含有量によって、苦味のレベルが変わってきます。

ホップの使用量が多く・煮込む時間が長く・α酸の含有量が多いほど、IBUの数値も上昇すると言われています。

但しこのIBUは上述の使用量等の条件により、計算上求められる数値となります。

実際に私たち人間が感じる苦味は、この条件以外にも体調や気象条件等、さまざまなものにより左右されるため、一丸にIBUが高い=このクラフトビールは苦いとは言い切れないのです。

しかし、飲んだことがないクラフトビールの味を想像するにあたり、苦味の程度の参考にはなるため、メニューにIBUが記載されているビアバーも数多く存在しています。

ご参考までに、日本の大手メーカーのビールのIBUは20前後となっています。

クラフトビールの中で苦みが一番少ないのはどの種類?

IBU指数の低いビールというとIBU数値が5のアメリカンラガーです。

アメリカンラガーの原材料には、金芽以外に、お米・トウモロコシなどが入っています。かすかにトウモロコシの甘みを感じる場合もあります。

名前はずばり発祥地の名(アメリカ合衆国)からとっています。強めの炭酸とすっきりした飲み口が特徴で、色味は淡い下面発酵のビールです。5~7℃ほどに冷やして飲む暑い夏にぴったりのビールです。

アメリカ合衆国のの大手メーカーのビールは多くがアメリカンラガーです。最近では日本にも入ってきているほか、日本の企業が提携して生産をしているケースがあり、スーパーなどでもよく目にする機会があるかと思います。ちなみにアルコール度数は4.1~5.1%程です。

アメリカンラガーにも種類があり、全てが淡い色をしているわけではありません。アメリカン・アンバーラガーという部類のものなどは麦芽の一部にカラメルモルトやチョコレートモルトを使用しているため、色合いが濃い琥珀色になります。味もよりコクが出るようになります。

クラフトビールの中で苦みが一番強いのはどの種類?

クラフトビールの中で一番苦みが強いといわれているのは、インディアペールエール(IPA)です。

インディアペールエールは(IPA)は、17世紀にあった初期のペールエールが起源とされています。

インディアペールエール(IPA)はイギリスからインドへの輸送の際に、長期保存に耐える必要があったことにより、ホップをたくさん使用することで麦汁濃度を高くし、防腐処理をしたことで誕生したものです。

IPAの定義は通常のペールエールより多くのホップを使用していること。ドライな飲み口でで高めのアルコール度数のビールであることです。

このビールの特徴としてはとにかくホップの苦味が強いというのが当てはまります。またホップの香りもがひときわ強い為、もしも料理に合わせるとしたら、カレーや肉料理など、濃厚な香りに負けないようなしっかりした風味のものが相性抜群です。まさに「刺激的なビールが飲みたい!」という方にはピッタリです。

現在では、アメリカのクラフトビールメーカーでは作っていないことのほうが珍しい、定番の種類となっています。

クラフトビールの苦み指数「IBU」まとめ

ここまでいろいろと書き連ねてきましたが、
今回のテーマであるクラフトビールの苦味指数「IBU」について最後に簡単にまとめます。

・IBUは『International Bitterness Units』の略。和訳すると「国際苦味単位」

・IBUの数値が高い=苦味が強い。

・IBUの数値は「ホップの使用量」や「煮込む時間」、「ホップの花に含まれる苦味成分であるα酸の含有量」によって導き出される。

・IBUの数値は計算上の数値となり、実際に人が感じる苦味はIBUだけでなく
 体調や気温などの季節によって感じ方が変わる。

・IBUは飲んだことがないクラフトビールの味を想像するにあたって、苦味の程度の参考にはなるため、消費者にとってはありがたい指標となる。

・日本の大手メーカーのビールのIBUは20前後となっている。

これらを踏まえて、IBUを活用し奥深いクラフトビールの世界に飛び込んでみませんか?
あなたのお気に入りの逸品が見つかりますように♪